再検討、そしてへ入塾へ(入塾)

再検討、そしてへ入塾へ(入塾)

[通信教育、塾、個別指導、家庭教師の比較検討]

新小4の春、入塾テスト成績が悪くて(偏差値31)、日能研に入塾を断られた。

ホゲ夫君、アホっ子だったのか。いや知ってたけどさ、ここまでとは…。

「ホゲ夫君はやればできる子。御三家は無理にしろ、頑張れば準御三家あたりにポロッと合格できちゃうかもよ?」みたいな夢は完全に打ち砕かれ、現実を突きつけられてしまった。ホント御免なさい、今まで世間知らずでした。

さしあたり、春期講習は受けてもよいとのことで、とりあえずそのまま受けさせることにした。

一方で、今後ホゲ夫君をどこに預けるべきか、今一度、妻と検討してみた。

比較項目親自力通信教育集団塾個別指導家庭教師
価格安い安い高いさらに高いもっと高い
授業内容自由全体カリキュラム全体カリキュラム子供の理解度に沿った内容子供の理解度に沿った内容
受験・学校情報自力おそらく自力組織レベル組織レベル個人レベル
コミュ能力不足への対応自力なしおそらく難しいありあり
勉強仲間なしなしあり人数が限られるなし
備考参考書などを選ぶのが大変。子供に学習習慣がないと難しい子供に学習習慣がないと難しい人数が多く、競争心が養われる点はOK
予習・復習管理やお弁当を求められるとツライ
先生に依存する部分が多い

あー、なるほど。妻が言っていた通り、これは課金ゲーだわ。良い武器は基本高い。

可能ならばすべて自力でやりたいが、ウチは共働きでそこまで時間を取れない。おそらくいつもボーッとしているホゲ夫君には、面倒見のよさそうな個別指導や家庭教師が良いのだろう。でも、重課金だよなーそこまでつぎ込むのはちょっとなー、なんてダラダラと考えていた。

[知るほど出てくる懸念]

そうこうしているうちに日能研の春期講習が終わる。再度テストを受け、「一番下のクラスなら入れるよー」との打診をもらった。

ホッとしたが、いろいろと調べるにつれて懸念がでてきた。というか、最初に調べるべきだった。

日能研1クラスの人数は25人程度だそうで、教室で先生が生徒一人一人の顔色を見たり、注視したりする感じでもないだろう。また、ホゲ夫君のことだから大人数の中で新しい友達を作るのは難しいかも?

こうした場合、もし、ホゲ夫君がその中に入ったら貝のように沈黙し、孤立し、誰にも干渉されずにそのまま埋没していくのではないだろうか。ただ出席し、ただ授業を受け、ただただ時間が過ぎ去るのを待つようになってしまうのではないか。親がフォローできたら良いのだが、共働き世帯の弱点でこういうのに時間をかけられないから少し自信がない。

[今こそ決断の時]

このため、再度要件をまとめてみると、以下のような感じだった。

  • 先生には近い位置から積極的に声がけをしてほしい。
  • ホゲ夫君はマイペースぶりがひどい。塾内に友達を作って交流しながら切磋琢磨してほしい。
  • 受験情報、学校情報がその組織内で共有され、生徒や保護者にも共有するシステムがあってほしい。
  • 価格は安価が望ましいが、そこは応相談。

それをもとに、もう一度地域にある塾を見直してみた。そして、栄光ゼミナールがこちらの要件をかなえてくれそうだった。

栄光ゼミナールはZ会グループでもあり、情報や教材面で問題になることはないだろう。また、集団塾でありながら少人数制(だいたい10人くらい)を謳う。これなら、大人数の集団塾よりは先生にフォローアップしてもらえるのではないか?という期待感があった。それに、少人数でクラス変動があまりない方が、友達できやすいかな。価格は、まあ普通に良い値段だったが。

[そして入塾へ]

さっそく体験入塾を申し込む。体験入塾ではホゲ夫君も悪くなかったとのこと。入塾テストも合格した(偏差値は33…)。

このため、日能研にお断りのご連絡をし、栄光ゼミナールに入塾することにした。

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[中学受験記一覧]

(1) 中学受験を決めた新小4の春(動機について)
(2) 塾を選ぶ時、塾もまたこちらを選んでいる(塾選定)
(3) 再検討、そしてへ入塾へ(入塾)
(4) 空気となったホゲ夫君(悲しい塾生活の始まり)
(5) ゆるふわ中学受験に舵を切る(小4夏)
(6) 勉強は感動だ!国語編(小4夏)
(7) 勉強は感動だ!算数理科編(小4夏)
(8) 勉強は感動だ!社会編(小4夏)
(9) 吉兆!ゆるふわ中学受験(小4冬)
(10) チャレンジ校の選択(小5春)

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