19×19算(インド人もビックリの速算術)

19×19算(インド人もビックリの速算術)

[本屋の無い街に住む]

最近の息子くん、前回の取り組みで計算速度は人並みなったものの、停滞期の様子。このため、気分転換を兼ね、良い手を探しに電車に乗って一緒に本屋さんに行きました。

本屋さんで本を手に取って見るのは結構楽しいですね。

ネットだと、欲しいものが明確な場合は便利なのですが、まだ不明瞭でほわほわしている感じだと上手く見つけられなかったりします。その点、大量の本を立ち読んでいくと、だんだん明瞭になってきます。これが本屋さんの良さ。

近所の本屋さんが壊滅してしまい、ホントに残念。時代として諦めるしかないですね。むしろ、ネットでその問題を解決できるように仕組みを考えるのが正しいのでしょう。レビューもその一環。

[すごいぜ、おみやげ算!]

そして、本屋さんで出会ったのが「小学生がたった1日で19×19までかんぺきに暗算できる本」。

速算できそうなキャッチーなタイトル。B5サイズで大きい。文字も読みやすい。薄い(短期で習得できそう)。ナイスな感じで、思わず手に取ってしまいました。

立ち読んでみると、19×19 の計算を 暗算できるレベルの式に置き換えて計算する方法が書いてありました。九九のように答えを暗記するのではありません。この計算方法を“おみやげ算”というそうで。十のけたが同じ二桁同士の掛け算なら、このやり方で計算できるそうです。

インド人は19×19までの答えを暗記しているらしいですが、これを使えば肉薄はできますね!まあ、社会人になったら、普通に電卓で良いと思いますが。

さて、本書は8つのステップから構成されてます。ひとつひとつのステップの難易度は低く、徐々にステップアップしていくことで、最終的におみやげ算をマスターできるようになります。また、巻末に原理の説明もあり、なるほどといった感じです。

実践してみたところ、息子はメモを使いつつも計算できるようになりました。1週間続けたところ結構早く計算できるようになりました。普通の筆算で 300秒/10問くらいだったのが、おみやげ算で 80秒/10問 でした!

表紙の「5秒」には届きませんでしたが、十分にすごい。ドリルとしては若干高めな気もしますが、息子と同じように計算の遅さにお悩みの方は買いの一冊だと思います。

※「インド人もびっくり「超おみやげ算」入門」に著者の小杉先生の記事がありました。

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